自己注射指導
SELF INJECTION
関節リウマチなど治療を選択する上で心配となる自己注射について、当院の指導など取り組みをご紹介いたします。
当院は、関節リウマチ治療薬の自己注射を始め、糖尿病のインスリン自己注射や、アレルギー発作時のエピペン®の自己注射の指導を、患者さま一人一人に合わせておこなっています。
当院で指導している製剤
生物学的製剤
インスリン製剤
エピペン®
自己注射のメリットとは
当院では、患者様とご相談しながら自己注射にするか院内での注射にするかを決めていますが、大半の方が自己注射を選ばれます。それは、治療プランにもよりますが、通院にかかる時間や費用を大幅に減らすことができるからです。 自己注射は、お腹や太ももなど脂肪が多い部位に皮下注射します。
自己注射ができるようになるまで
「注射は、病院で先生や看護師に行ってもらうもの」と考えるのが普通であり、自宅で注射器を扱うことへの不安は患者様が共通して持っている感覚だと思います。「自分で針を取り付け、空打ちして、単位を合わせて投与する」という操作、「痛さ」への不安など、未知の世界ですから無理もありません。当院では、患者様がこの「技術面の不安」と「心理面の不安」の両方のハードルをクリア出来るまでトレーニングを行います。
専任の看護師・薬剤師により自己注射の指導を行います
関節リウマチの治療薬である生物学的製剤射は、患者様ご自身で注射ができると主治医に判断されたのち、トレーニングを経て自宅などで自己注射を始めます。当院では、日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師や日本リウマチ財団登録薬剤師が患者様が安心して自己注射を行えるよう、お一人お一人に丁寧に指導いたします。患者様が治療に前向きに取り組む気持ちを後押しできるようスタッフも日々研鑽しています。不安なことなどあれば、遠慮なくご相談ください。その他、糖尿病治療のインスリン製剤の自己注射や、アナフィラキシー症状のための自己注射薬エピペン®の使用方法なども指導いたします。
